昨日は新卒の後輩に研修講師を2時間しました。
専門的な法規制から業務の入り口的なところまでを講義しました。
私もちょうど10年前、2012年に逆の立場で新卒として先輩方に研修をして頂きました。
あれからもう10年も経ったのか!と思うと、月日が流れるのが早く感じました。
講義で大切だよと説明したのは主に一点だけ。
『本質を理解し、見失わないこと』
業務をやっていくと、どんどん、ディテールに入っていきます。
ディテールの質を高めていくことが業務においては大切なのですが、
ともすると「はて、この業務って何のためにやってるんだっけ?」という視点が見えなくなってしまいます。
業務の目的を見失ってしまうと、ゴールが見えなくなるので、そもそも今の道で歩いていて辿り着くのかも分からなくなります。
ディテールにとらわれ過ぎて業務の本質が見えていない時、本質に立ち返る視点が大切です。
そんなことを、講義のスライドのディテールにとらわれ過ぎて時間を消費した時に気付きました(笑)
先延ばし癖も重なって研修スライドが出来上がったのは研修の3時間前。
研修事務局からは1週間前の完成提出を指示されていたので、完全に業務としては遅れました(笑)
新卒研修で受けた講義は私自身未だに覚えているので、
彼女ら彼らが10年後に、「そういえばあの講義で本質が大切だよと言われたなあ」って思い出してくれたら
嬉しい事この上ないです。
===
210424 Shota。
Shota。
コメント